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カビが生えてしまった時の対処法

カビの原因



●空気中には常にカビの胞子が存在します。

 畳の表に使われる『イ草』は、呼吸をしており室内の湿気を吸ったりはいたりを繰り返しております。

 しかし、締め切った部屋や湿度が異常に高い部屋等ではその湿気を吸収する許容範囲を超えてしまい

 それが湿度を好むカビを、増殖させてしまう原因になってしまうのです。


●それを防ぐ為にも、普段使われない部屋や閉め切ってあるお部屋等の換気をオススメします。

 湿度の多い季節程、こまめにお部屋の空気の流れを作ってやるのが一番の予防策です。


 

対処法


●畳を上げられる様でしたら、上げて裏を十分に干します。表側は陰干しにします。


●表面のカビを除湿機や換気などにより十分乾燥させ、その後掃除機などで丁寧にカビを取り除きます。

 消毒用アルコールを原液のまま、乾いたタオルなどに浸みこませ畳の目に沿って拭いてください。

 それを2~3回繰り返してください。その時は十分換気にご注意ください。



※「新しい畳に替えたらカビが出た」という話をよく聞きますが・・・

 その理由は、新しい畳表ほど多くの呼吸をしている為です。

 なので、湿気を吸い取るタンクが大きいぶん カビが出た際に一気に増殖してしまう為です。

 お部屋に湿気をため込まない様、十分ご注意ください。